Kyoto Snaps #2
脈々。この言葉が頭に浮かびます。写真で表現できているでしょうか。京都御苑には、京都府庁に続いて初めて訪れたのですが、御苑に立ち入ってすぐ脈々しい大木に出迎えられました。
見てください、この脈々しさ。しばらくうっとり眺めていました。周りのみなさんは通り過ぎていくので、京都にお住まいの方は見慣れているのでしょうね。
なにも京都迎賓館を目当てに歩いていたわけではないのですが、京都御苑を歩いてスナップしている内に、どうやら京都迎賓館の入口まで歩いていたようで。いかがですか、今なら予約なしで入れますよ、ということなので。写真を撮ってもかまいませんか?はい、どうぞ。それなら見学させてもらいましょう。
生憎のどんよりとした曇り空。京都御苑を散策していて、見えた京都迎賓館も重くどんよりして見えました。
ですが、中に立ち入って印象は一変。それはそうですよね、外国の要人を歓迎する館ですから。
畳の和室ながら、外国人向けに天井が高く、足がしびれないよう掘りごたつになっているという。端正でうつくしいですよね。もう言葉はこれで十分。
テーブル、ご覧になって分かりますか?
壁の掛け軸が映り込んでいるんです。そう、そのくらい綺麗で磨かれているということですよね。
京都スナップの1日目。ここまでまったく電車やバスなどを使わず、すべて徒歩。ヘトヘトになってしまいました。休憩は必要だと思ってはいるものの、被写体を探して撮るうちに休憩を忘れてしまうのですよね。
では、また。