Kyoto Snaps #3
三千院。京都の大原にあるその地は、京都盆地から離れ、自分にとって幾分やや静かで落ち着く場所なのです。
バス停を降りてすぐに三千院の入口があります。参道を通って三千院まで導かれていきます。
曼珠沙華を見つけて、参道を少し離れてしまいました。彼岸花、埼玉の某有名な群生地は、今年刈り取られてしまうそうで、今年は三千院で曼珠沙華、彼岸花を楽しませてもらいました。
三千院の庭園は、京都中でも好きな苔の美しい寺院です。京都には有名な苔寺が複数ありますが、三千院が紹介される例をあまり聞きません。日本庭園も美しいし、苔もすばらいいのですが。
木々の間から漏れる光と、苔。参拝路の途中で立ち止まる事はあまり褒められたことではないですが、思わず立ち止まってじっくり見てしまいます。うっとりとはこういうことをいうのでしょう。もちろん、他人の邪魔にならない程度に控えながらですが。
苔の中にたたずむ小さなお地蔵さんたち。この絵を見て三千院と思い浮かぶ人も多いでしょう。
本当に苔が美しい。
三千院には、午前中で切り上げて京都市内に戻ろうと考えていたのですが、気がついたら午後2時ぐらいに。昼食も取らずに慌ててバスに飛び乗って、京都市内へ。
撮ることになると時間を忘れて、被写体と見つめてしまいます。三千院は特にそうでした。
美しい苔ばかり、さぞお手入れが大変だと思います。深く感謝してお布施を多めにさせていただきました。また紅葉の時に来たいですが、さすがに密でしょうね。
それでは、また。